【人材紹介事業者向け】求人獲得営業メール虎の巻

「営業メール ノウハウ」などのメールマーケティングについて調べようとすると、様々なノウハウが出てきますが、それぞれ身を置く業界によって当てはまるもの、当てはまらないものがあります。

本記事では、人材紹介事業者(エージェント)が求人案件を獲得するために、求人企業向けに行う営業メールのノウハウに絞って解説します。

人材紹介事業者に取っての営業メールのメリットデメリットや失敗例とともに、成約率がアップするメールの書き方や例文を紹介します。

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メール営業のメリット、デメリットを解説

営業メール作成中

求人企業の新規開拓のメイン手法として、テレアポがあります。

電話だけでなく、営業メールも有効な手段です。しかし、「毎日営業メールを作って送っても、なかなか成約につながらない」と悩んでいる担当者も多いでしょう。

メール営業のメリット・デメリットを詳しく紹介します。

その他の人材紹介会社で行う業務については、以下の記事をご覧ください。

人材紹介の営業(CA/RA)は激務できつい?CA/RAの仕事内容と営業ノウハウ解説

①メール営業のメリット

アプローチ数が増やすことができる

メール営業を導入する最大のメリットはアプローチ数の確保ができることです。人材紹介事業者の求人獲得営業の手法として、最も一般的かつ効果を見込めるのが、テレアポです。

しかし、テレアポには膨大な労力がかかります。1対1でのアプローチとなるため、時間的な工数はもちろんのこと、心理的な負担もかかります。それに比べ、営業メールは1対nでの送付が可能なため、同時に多数の企業に送付することができます。

心理的な負担もテレアポに比べて小さくなるのもメリットといえます。

受付ブロックがない

テレアポで最も大きな障壁は、電話した際に担当者につないでもらえず、受付にて断られてしまうことです。

メールの場合は、既に担当者のメールアドレスを知っていれば、当然担当者の受信ボックスに直接届きます。またinfoアドレスなど会社の代表アドレスに送付した場合は、会社の規模によっては経営者に直接届く事もあります。

その他の管理者に届いた際も、採用に課題があると周知されている企業であれば、採用担当者に回してもらえる可能性があります。

新型コロナウィルスの流行によりリモートワークが一般化されているため、テレアポの場合、担当者不在となる確立も高まっているため、益々メール営業のメリットが高まっているといえます。

時間を問わず営業活動できる

営業メールは電話に比べ、時間を選ばず、またまとまった時間が取れなくても、営業可能な手法です。

両面体制(ブティック型)の人材紹介会社では求職者対応を行いながら、求人獲得営業もしなければなりません。そのような場合でも、実施しやすいのがメール営業です。

営業先である求人企業の採用担当者様もコアタイムは面接や応募者対応に追われており、デスクワークは18時以降に行うケースも多くあります。

そのため、他のメールと時間が被りにくい、営業時間外でのメールを予約送信することで、閲覧可能性を上げることができます。

②メール営業のデメリット

アポ率が低い

営業メールの一番のデメリットは、アポ率が低いことです。人材紹介事業に限らず多くの企業がメール営業を行っているため、受信ボックスの中で埋もれやすいのも現実です。

テレアポであれば、担当者と繋がれればサービスのベネフィットを説明して、担当者の判断に変化を与えられる可能性がありますが、メールの場合は、読むも読まないも、ベネフィットの受け取り方も本人次第となってしまいます。

そのため、「今まさにその情報を求めていた」というタイミングでしか反響を取ることができません。打率が低い以上は、打席数を増やすことが必要です。

準備に時間がかかる

一つのテンプレートを闇雲に大量送付しても効果は上がりません。そもそも、メール営業はアポ率が低いという前提の元、営業先である担当者に読まれる工夫、ベネフィットを伝える工夫が必要です。

そのため、準備に一定の時間がかかることがデメリットと言えるでしょう。少しでも準備時間が減るように、工夫すべき点や、失敗例を事前に学びましょう。

人材紹介の新規営業で失敗するメール営業2つのパターン

失敗して困っている人

①単発で終わる営業メール

デメリットで説明した通り、営業メールはタイミングが大きな要素となるためそもそも反響率が低いです。そのため、一回送っただけで「効果が出なかった」と判断し、施策を辞めてしまうと当然失敗となります。継続的な配信が大切です。

②誤脱や送信先のミス

とても基礎的なことですが、メールでの誤脱は信用を失くします。せっかく開封してもらうことに成功しても、誤脱があるとどんなに良い訴求をしても、「本当に鵜呑みにして大丈夫?」という無意識に疑いが発生してしまいます。

そのため、メール営業をする際は、必ず誤脱がないか2重チェックをして送信しましょう。また間違ってしまった時は、速やかに訂正のメールを配信しましょう。

人材紹介のメール営業で結果を出す7つのポイント

成功して嬉しい人

①ターゲットを絞る

マーケティングの原理原則は「欲しいヒトの前に届けること」です。「欲しくないヒトを欲しい状態にすること」ではありません。テレアポでもメールマーケティングでも全く同じです。「リスト is king」です。

どの企業をターゲットにするかを決めることがファーストステップです。人材紹介会社であれば、人材不足で悩んでいる会社が対象です。人材採用に苦戦していない企業はターゲットにはなりません。

人材採用に苦戦している企業はどのような行動をしているかを考え、セグメントしリスト化します。

(例)
「今まさに有料媒体に出稿している企業」
「既にクライアントである企業と同様の業種業界」
人材採用に関わる特定のサービスを利用している企業 など

②件名をターゲットに合わせて書く

ターゲットを絞ったら、そのターゲットが興味を持つタイトルを考えます。件名の使いまわしはなるべく避けましょう。また件名は本文を読むメリットを感じる文章を意識しましょう。


×  ○○業向け人材紹介のご案内
〇 【応募意思あり】○○業界で○○の経験5年 32歳男性 /○○株式会社」

③事例を入れる

メール営業において重要なのは、「いま読むメリットがあるか」です。読むメリットは、「興味のある情報かどうか」「具体的な情報かどうか」に依存します。

採用担当者が興味を持つテーマは大別すると2つです。下記のテーマに基づき、事例を入れて具体的な情報を届けることで、反響率を高めることができます。

(採用担当者が興味を持つテーマ)

採用を成功させるノウハウ
例:【事例共有】月間10名のITエンジニア採用に成功!成功企業の取り組みとは?

採用業務を楽にするノウハウ
例:【採用業務1/3】○○業界の人事がラクして採用できるようになった方法とは?

紹介実績
例:【貴社の同業企業様に月間10名の採用決定をいただいております】

④ほしいアクションを明記する

件名で興味を引き、本文を読んでもらったら、次は問い合わせまでの導線を考える必要があります。

本文の最後に「詳細を見る」などのクリックさせたいURLをテキストリンクで添付したり、ボタン形式にして視認性を上げることで、クリック率が上がり、問い合わせ可能性を高めることができます。「いま問い合わせる」メリットを入れると、より反響が獲得しやすくなります。

アポイントを求める際は、候補日時を予め本文の中で提示しましょう。メールのやり取りは少なければ少ないほど、相手も自分も楽になります。

⑤簡潔な文章で書く

メールを読む平均時間は一般に7秒ほどといわれています。最後まで読まれるためには、シンプルかつわかりやすい本文が大切です。

読みやすい文章を書くためには、無駄な形容詞や修飾語を減らすことが効果的です。判断基準として、「なくても意味が伝わる」なら、その言葉は不要です。即省きましょう。また、箇条書きや文字色、背景色を活用し、視認性の良い文章を心がけましょう。

⑥返信は素早く対応する

メール営業での反響率は一般的に1%以下です。0.1%程度であっても驚くような数値ではありません。ゆえに返信はとても貴重なので、成果を無駄にしないよう、即時対応できる体制を構築しましょう。

⑦電話での追客をする

これまで説明してきたように、メールを送ったから電話をしなくて良いという類のものではありません。ボクシングにたとえるならメールはジャブで、電話はストレートです。

メールを送り、すぐに電話をする。(ワン、ツー!)電話がダメならメールをする(ジャブ、ジャブ!)手数とコンビネーションが重要です。片手落ちにならないよう営業を実施するために、メールもシーンごとに複数パターン用意しておきましょう。

人材紹介会社における求人獲得営業メール例文


件名  :【応募意思あり】○○業界で○○の経験5年 32歳男性 /circus株式会社」
差出人名:circus株式会社 ●●

株式会社〇〇 
ご担当者様

突然のご連絡にて失礼いたします。
circus株式会社の○○と申します。

○○での求人募集を拝見しまして、ご連絡しました。

件名での記載通り、貴社の応募条件にマッチする人材がおりまして、すぐにご紹介できるかと思います。

【人材情報】
年齢:
性別:
経歴:
学歴:
他 :
※その他にも○○業界での転職を検討している求職者情報を多数保有しております。

もしご興味ございましたら、貴社の求める人物像や、雇用条件の詳細をお伺いしたく、一度、15~30分ほどお時間をいただけますと幸いです。

下記で、ご都合のつく日程はございますか?

—————————-【候補日】
・〇月〇日(曜日) 〇時~〇時
・〇月〇日(曜日) 〇時~〇時
・〇月〇日(曜日) 〇時~〇時
—————————-

突然のご連絡で大変恐縮ですが、ご都合のつく日程をお知らせいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

メールの返信がお手数でしたら、お電話でのご連絡でも構いません。
TEL:000-0000-0000

お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

まとめ

今回の記事では、人材紹介事業の求人開拓におけるメール営業について解説しました。人材紹介事業を成功させ、さらに成長させるための一助となれば幸いです。

人気の高い魅力的な企業の求人案件が必須です。求人開拓はテレアポや、営業メールなど、獲得には手間と時間がかかります。そこには当然、人件費や付帯費用がかかります。

まだ求人数が確保できていない、または営業に人件費をかけるフェーズではない場合、弊社の運営する人材紹介事業者向け求人データベース「circusAGENT」がおススメです。「circusAGENT」では、成長著しい優良企業の求人を含む約35,000件の求人情報を保有しています。「circusAGENT」を利用すれば、求人開拓営業の手間なく、今すぐ求職者様にご紹介可能になります。

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▽執筆者

ナウビレッジ株式会社
COO(最高執行責任者) 青木凌

人材紹介事業者向けに「求職者募集マーケティングの内製化」をゴールとし、WEBにおける求職者募集スキームの構築支援を行っております。実際に約9年間人材紹介事業を経営していた弊社社長の実経験から導いた求職者募集ノウハウを惜しみなく提供しております。

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▽経歴

株式会社船井総合研究所を経て、ナウビレッジ株式会社に参画。

人材紹介事業の新規立ち上げをはじめ、50社以上の新規事業の立ち上げを支援。

利益を生む仕組み作りから、組織拡大のための採用、チームビルディングまで幅広いコンサルティング実績を持つ。
Google広告、indeedなどの代表的な広告手法はもちろんのこと、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなど各種SNSを活用した最新のデジタルマーケティングに強みを持つ。
「売上に直結するマーケティング」と共に、「中長期的な利益」を重視するコンサルティングスタイルが顧客より高い評価を受けている。